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弥生会計オンラインがでたので弥生会計の種類をまとめてみた

弥生会計オンラインが2015年7月7日にサービス開始となりました。

法人向けの決算書を作成できる弥生の会計ソフトは5種類となりました。
・弥生会計オンライン
・弥生会計スタンダード
・弥生会計プロフェッショナル
・弥生会計プロフェッショナル2ユーザー
・弥生会計ネットワーク(3、5、8、10、15、20ライセンス)
※やよいの青色申告は個人事業主専用の会計ソフトなので今回の記事では除外します


これをインストール環境(利用環境)で分類するといくつかに分類できます。今回は6種類に分類して比較しました。
弥生会計の種類を分類.png

※ネット環境やMicrosoftのサポートが終了していないパソコンはいずれの場合も必要となるため、イニシャルコスト、ランニングコストへの表示を省略しました。

※クラウド利用の弥生会計ネットワークの各種条件は、こちらのサービス内容によるものです。「弥生会計ネットワークをクラウドで利用
 こちらはサーバーOSをはじめ、RemoteDesktop CAL利用料、ウイルス対策ソフトやエクセルライセンス料はもちろん、弥生会計その他各ソフトのセットアップやバージョンアップ作業費などすべて込みの内容のため契約後すぐ弥生会計を利用できます。いわゆるSaaSと呼ばれる形態のクラウドサービスです。
 これに対してIaaSと呼ばれるインフラのみ利用する形態のクラウドサービスを契約する場合は、自社で運用管理が必要となります。



最近お問い合わせが増えている「弥生会計をクラウドで利用したい」という場合は、上図でいうと右側2つの選択肢が考えられます。つまり「WEBアプリの弥生会計オンライン」と「クラウド上のサーバーで弥生会計ネットワークを利用する」の2つですね。

しかし、パッケージ版の弥生会計ネットワークと、WEBアプリの弥生会計オンラインでは「機能」と「価格」に大きな違いがあります。

まず機能の主な違いはこちらです。
弥生会計おもな機能の比較.png

・弥生会計オンライン
 ブラウザで入力できる
 インストールが不要なのでMacでも利用可能
 インターネット環境は必須
 利用料(年払い)に保守料が含まれているため常に最新機能を利用できる
 利用料は電話サポートの有無でセルフプランとベーシックプランから選択可能
 パッケージソフトの弥生会計と比べて機能は少なめ(2015年7月現在)

・弥生会計スタンダード
 PCへインストールして使用する
 複数人での利用はできない
 部門管理や予算管理などが不要でなるべく安くシンプルな会計ソフトを導入したい会社におすすめ

・弥生会計プロフェッショナル
 PCへインストールして使用する
 複数人での利用はできない
 部門管理や予算管理もできる

・弥生会計プロフェッショナル2ユーザー
 PCへインストールして使用する
 機能は弥生会計プロフェッショナルと同じ
 2人まで同時入力や参照が可能

・弥生会計ネットワーク
 弥生会計プロフェッショナルの機能+α
 3人以上の複数人で利用できる
 サーバーが必要

弥生会計オンラインとパッケージ版の弥生会計とではまったく違うものであることがわかります。
(弥生会計オンラインはリリースされたばかりなので機能が今後増えていく可能性はあります)




次に価格の違いですが、提供形態が異なるので厳密な比較は難しいのですが計算方法はこのようになります

・弥生会計オンライン = 年間利用料のみ(セルフプランとベーシックプランから選択可能)

・弥生会計ネットワーク = ソフトウェア買取価格 + 年間保守契約料 + その他クラウド環境利用料が別途必要

3ライセンス1年で比較すると

・弥生会計オンラインベーシックプラン 32,400円×3

・弥生会計ネットワークwithSQL ソフト325,080円 + 保守86,400円 + クラウド環境利用料

価格の面からみてもまったく別モノと考えたほうがよいですね。

※弥生会計オンライン公式サイトのよくある質問には、複数の方がサービスをお使いの場合は人数分のライセンスをご準備下さい。との記載があります。


では、「弥生会計ネットワークをクラウドで利用する」ことの意味について、あえて触れずにきましたが、ここで整理します。


弥生会計ネットワークを使用するためには「サーバー」が必要です。

サーバーを自社で所有する場合
・導入時の初期費用が発生
・システム管理者や外部管理委託等の運用コストが発生

 ↓

クラウド上のサーバーをレンタルすることで、これらの費用を抑えることができます。




まとめ

弥生会計は「使用したい機能」「使用したい場所」「利用人数」「導入予算」に応じて選択肢が用意されている

・1人での利用なら、弥生会計スタンダードまたは弥生会計プロフェッショナル

・2人での利用なら、弥生会計プロフェッショナル2ユーザー

・1人での利用で、ブラウザでの入力にメリットを感じるなら弥生会計オンライン

・3名以上の利用なら、サーバーが必要な弥生会計ネットワーク

・弥生会計ネットワークのサーバーを構築する方法は2種類(社内LAN環境、拠点を繋ぐWAN環境)あるが、システム担当者の確保が難しい中小企業の場合はサーバーを所有せずにクラウドのサーバーを利用する方法もある